【誰でもなるよ過敏症】   娘のブログを転載しました。「過敏症=誰でもなる病気」です。

新たな犠牲者が…      (2008.05.31)

我が家と同じく、問題の家の風下の人が、過敏症で倒れてしまいました! これで、2所帯大人6人が、過敏症
患者になりました。 …風上のお宅は、一体どんなおそろしいペンキを塗ったのでしょうか?違法なリフォームを
すれば、全国どこでもこのような悲劇はおきます!
リフォームの際には、近隣に配慮して、ニオイの少ない
ペンキや建材を使うよう、お互いに気を付けて行きましょう。

誰でもなるよ、過敏症@   (2008.06.01)

昨日の記事では、私たちと同じく、近所の被害者の*さんを、紹介しました。*さんは、元々は、心身ともに最強
の女性でした。数年前までは、神奈川県S市から、横浜まで、チャリをとばして走っていたし、家の軒下に、大き
なハチの巣ができたときも、灯油をつけたボロきれに火を点火し、何十匹ものハチを、自力で退治していました!
そんな彼女が、近所のリフォームで倒れるなんて、夢にも思いませんでした。

異変が表れたのは、去年の夏。彼女は自宅の階段で、フラついて、転げ落ちました
「おばちゃん、もしかしてあなたも…過敏症では?病院に行きましょう?」とそのとき申し出たのですが、*さんは、
あまり気にはとめていないご様子でした。

その後、糖尿や、心臓の動機などの症状が出、目まい、吐気、ひどい筋肉痛で苦しみだし、ついに、歩けなくなり
ました。「骨が痛い。まるでイタイイタイ病だ」と言ったので、私の母が、病院の検査に、つきそって行きました。
診断名は、「化学物質過敏症」でした。しかも、過敏症による「白内障」が悪化しているとのこと。*さんにも、私た
ちにも、このことは大変な衝撃でした。

問題の風上のお宅は、2005年の6月に内装リフォーム、8月に外壁塗装をしたのですが、いまだに臭います。
健常者の方でも、鼻のいい人は、「クサイ。気持ち悪い」と言ってます。 空気分析の結果も、サイアクでした。
「基準値の3倍ものベンゼンが入ってる。ガンや白血病になるから逃げなさい」「10年臭う塗装だよ」と、専
門家がおっしゃってました。

…粗悪なリフォームは、こうして、2所帯大人6人の運命を変えてしまったのです。
皆さまのリフォームの際は、どうかなるべく臭わない建材、上等な建材を使って、リフォームなさって下さい。
新築による過敏症ではなく、自宅や近所のリフォームによる過敏症のケースが、全国的に増えているそうです。

  ・油性ペンキではなく、ジョリパットや、水性ペンキをお使い下さい。
  ・屋根への防水塗装は、屋根をいためるだけなので、コロニアルか瓦でふきかえるのがよいでしょう。
  ・サイディングへの、塗装をすすめる業者もいますが、塗装の必要はほとんど無いみたいです。
  ・内装には、クロスではなく、和紙を米のりで貼ると、安全です。
  ・ベニヤ板よりも、乾燥した無垢板を使いましょう。ベニヤのノリは発がん物質です。


  ※シロアリ駆除剤は、シロアリへの効果は1年、人間への影響は10年です。

   目や脳が変形し、最悪の場合、失明しますので、絶対にやらないほうがいいです。
   ガンや痴呆の原因にもなります!

このような事例においては、化学物質過敏症は「人災」であると言えるでしょう。
お互いの体を思いやりながら、健康に気づかったリフォームを、心がけるのが、「人災」をふせぐ最大のポイントと
なると思います。


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